この記事でわかること
2026年度に相模女子大学人間社会学部に開設される地域クリエーション学科(仮称)※は、ドローンや、食・農、観光を活用して総合的に地域を活性化できる人材を目指す学科です。ホスピタリティ、観光、映像制作、地域マネジメント、食文化などの学びに加え、ドローン操縦の国家資格を取得することが出来ます。ドローンを活用することで、地域をPRする動画の作成や、生産者の負担を減らすために農作業を支援、インフラの管理や災害支援で安心なまちを実現し、住みやすいまちづくりに貢献することも出来ます。
地域の課題を見つけ、解決するまでのプロセスを幅広く学ぶことができるカリキュラムとなっており、体験型の学びを豊富に用意。全国各地に出かけて地域資源を発掘し、物語をつくり、魅力の発信にチャレンジします。
※設置構想中のため、内容が変更になる場合があります。
自分の住むまちや好きな土地には、どんな魅力がありますか? その魅力を発信して盛り上げたいですか?
2026年度に相模女子大学人間社会学部に開設される地域クリエーション学科(仮称)※は、地域を元気にするための知識や技術の修得をめざす学科です。地域に魅力をもたせる力、それらを発信する力、おもてなしを提供する力を養っていきます。
学びのポイント
食や農、観光を活用して総合的に地域を活性化できる人材をめざすために、ホスピタリティや観光に関してだけでなく、食品衛生や食文化、調理、映像制作、マネジメントも学びます。さらに、ドローン探索、防災無線運用、炊き出しなど、災害に備えた実践的・多角的な技術や能力も身につけます。
地域クリエーション学科ではドローンや無線通信の免許を取得することが可能で、それらの技能があることで有事の際の即戦力としての活躍だけでなく、地域課題の解決も期待されます。ドローンを活用した例では、映像を制作してPRしたり、高齢者に優しい農作業を実現したり、救急用品を届けたりすることが想定されます。
学びのフィールド
三重県熊野市での柑橘類の収穫インターンシップや、沖縄県うるま市のモズクを使った食育動画の制作など、相模女子大学では長年地域貢献に力を入れてきました。連携する地域・企業は九州から北海道まで広がり、『日経グローカル』の「大学の地域貢献度ランキング」では常に全国女子大学第1位に選ばれています。
この地域とのつながりを生かして、地域クリエーション学科の授業やゼミナールでは、体験型の学びを豊富に用意しています。全国各地のフィールドに出かけて地域資源を発掘し、物語をつくり、魅力の発信にチャレンジします。
学びの流れ
1年次は必修科目で観光やホスピタリティ、食や経済などについて学びます。基幹科目では各分野の発展的な内容を学修し、映像制作などにも触れます。2年次以降は、ドローンや無線通信の国家資格取得をめざしたり、体験型授業で実践力をアップ。「食・農コース」か「観光コース」を選びます。そして、ゼミナールに所属して地域連携などの活動に取り組み、その成果を卒業研究にまとめます。
進路と資格
想定される進路には、観光業(ホテル・テーマパーク など)、運輸業(航空・鉄道・バス など)、飲食業(レストラン・ケータリング など)、旅行業・観光協会・地方自治体コンサルティング業(食関係 ほか)、農林水産業・農協・漁協、卸売業(地域商社・専門商社 など)、起業(カフェ・映像制作 など)があります。
取得可能な資格には、食品衛生管理者・食品衛生監視員(養成施設に申請予定)、第三級陸上特殊無線技士、二等無人航空機操縦士(ドローン操縦)、温泉保養士(バルネオセラピスト)などがあります。
※設置構想中。記載内容は予定であり、今後変更になる場合があります。