この記事でわかること
アパレル業界では、持続可能な消費と生産を実現するためのさまざまなアクションを起こしています。そのひとつが洋服のアップサイクルです。
あるアパレルメーカーは、シーズン終了時に廃棄する予定だった黒いシンプルなワンピースを、異なる素材・柄の袖と付け替えることで新しいトレンドを取り入れ、次のシーズンも販売しました。
このアップサイクルは、私たち個人でも取り組むことができます。たとえば、クローゼットに眠っているTシャツ2枚を選び、裁断して縫い合わせれば、世界にひとつだけのオリジナルTシャツが誕生しますよ。
※出典:株式会社栄美通信 2024年8月発行「大学×SDGs」
イラスト:MIMOE
日本では1日あたり、どのくらいの量の衣服が捨てられていると思いますか?
環境省によると、驚くことに廃棄量は1,300トンです。衣類の再資源化率は5%と低く、毎日、大型トラック130台分の衣類が焼却もしくは埋め立てられています。
このような状況を受けて、アパレル業界ではSDGsの12番目の目標「つくる責任 つかう責任」に注目し、持続可能な消費と生産を実現するためのさまざまなアクションを起こしています。
そのひとつが洋服のアップサイクルです。あるアパレルメーカーは、シーズン終了時に廃棄する予定だった黒いシンプルなワンピースを、異なる素材・柄の袖と付け替えることで新しいトレンドを取り入れ、次のシーズンも販売しました。
このアップサイクルは、私たち個人でも取り組むことができます。たとえば、クローゼットに眠っているTシャツ2枚を選んで組み合わせてみましょう。裁断して縫い合わせれば世界にひとつだけのオリジナルTシャツが誕生しますよ。やり方は簡単で、家庭用ミシンがあればつくれます。
私たちは衣服1着を製造するにあたり、500mlペットボトル約255本分のCO2を排出し、浴槽約11杯分の水を消費しています。衣類の廃棄を最小限に抑え、資源の有効活用を促進するためには、一人ひとりが意識を高めていかなければなりません。
これからの生活をどうデザインしていけば良いのか、ものづくりを通して考えてみましょう。