健康栄養学

商品開発で、茨城県の野菜摂取不足を解決!

常磐大学 人間科学部 健康栄養学科

この記事でわかること

常磐大学の「常磐大学×マルト」は、健康栄養学科とスーパーを運営する株式会社マルトとの商品開発企画です。
茨城県では1日の野菜の推奨摂取量350グラムに対して約70グラムが不足している現状があります。そのため、摂取量を増やすことを目的に、茨城県産野菜を使用した商品の開発に取り組んでいます。
2024年度は5アイテムを考案。今年3月、約100グラムの野菜を使ったちぢみ、1枚で約60グラムの野菜が摂取できるメンチカツ、忙しい毎日を送る人に向けた乾燥野菜、子どもが楽しく食べられるドーナツ、かぼちゃとレンコンをつかったシュークリームの限定販売がはじまりました。

茨城県の野菜摂取量を拡大しよう!

常磐大学では、産学官連携の商品開発プロジェクト「常磐大学×マルト」に取り組んでいます。

このプロジェクトは、本学の健康栄養学科とスーパーを運営する株式会社マルトが共同で商品を開発するもので、2022年度より茨城県産野菜を使用しながら取り組んでいます。

きっかけは、食品学を研究する飯村裕子准教授の「学生たちに商品開発を経験させたい」という願いです。そこに、マルトの「新しい商品を出したい」という思いが結びつき、テーマを検討して提案されたのが「日本人の野菜の摂取量不足」でした。

茨城県は全国有数の農業県であるにもかかわらず、野菜の摂取においては1日の推奨摂取量350グラムに対して約70グラムが不足しています。それを補うような商品を作ろうとスタートした共同開発は年々数が増え、2024年度は5つを商品化。今年3月からマルト各店での限定販売がはじまりました!

野菜にフォーカスしながら、おいしさと食べやすさを追求

2024年度に参加したのは、健康栄養学科の学生サークル「食品栄養研究会」を通して募った22名の学生です。5つのグループに分かれ、それぞれ試作や改良を重ねてレシピを開発しました。

商品のコンセプトはすべて「野菜の摂取量を増やす」です。
なかでも、「れんこんちぢみ~野菜たっぷり~」(税抜399円)の野菜使用量は100グラム(1パック)。生地のもちっとした食感と茨城県産レンコンのシャキシャキとした歯応えが楽しめるちぢみです。


「野菜たっぷりメンチカツ」(税抜399円)は、ごぼう、人参、レンコンの茨城県産野菜とキャベツ、小松菜を使用したメンチカツで、約60グラムの野菜を摂取することができます。


ターゲットを絞って開発された商品もあります。「IBARAKIの具 時短×健康×1品 今日はこれでいがっぺよ!」(税抜399円)は、おもに忙しい毎日を送る人に向けた乾燥野菜商品。さまざまな汁ものに対応できるので、忙しい時や外出先でも、スープなどに入れて手軽に野菜を摂取することができます。


「あにまるベジドーナツ」(税抜698円)のターゲットは子どもです。ひよこや犬などがあしらわれたドーナツは、かぼちゃ、レンコン、小松菜、人参の4種類がセットされ、いろいろな野菜をおいしく食べることができます。


そして、「パンプキンシュー&レンコンきなこシュー黒蜜添え」(税抜450円)は大人のスイーツ。かぼちゃの種がアクセントのシュークリームと、黒蜜の苦味と甘味が楽しめるシュークリームの2つがセットになっています。


今回は、学生サークル「デザインCORE.」が商品のパッケージや販促物のデザインを担当したことで、より主体的な商品開発となりました。
常磐大学は、これからも地域の企業と一緒に、茨城県産の野菜をたっぷり、そしておいしく食べられる商品を開発していきます!

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