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この記事でわかること
次世代の「組込みソフトウェア」を開発する(作る)方法に取り組む私の研究室では、使用者の感情に寄り添う「癒し系ロボット」を開発しました。感情に応じて心拍数が変化することに着目して、使用者の心拍数によって瞳孔が変化するロボットです。カラー液晶とマイコンを駆使して、瞳の滑らかな変化を可能にしました。心拍から感情の推定を行う部分は他大学との共同研究ですが、ロボットを制御する回路やソフトウェア、さらに、顔や本体はオリジナルに製作。注目されるROS・ROS2と呼ばれる最先端のソフトウェアに対応しています。
未来型ロボットを動かすソフトウェアを研究
人間のように働く未来型ロボットの実現には、新たなソフトウェアの作り方(方法論)と、道具(プラットフォーム、プログラミング・モデリング言語)が必要です。私は、これらの研究を国内外と連携して行っています。
研究室では次世代の「組込みソフトウェア」を開発する(作る)方法を研究していて、使用者の感情に寄り添う「癒し系ロボット」を開発しました。「組込みソフトウェア」とは、ロボット、自動車、スマートフォンなどの機器を動かすソフトウェアのことです。
ヒトの心拍数に応じて変化するロボットの瞳孔
「癒し系ロボット」では、感情に応じて心拍数が変化することに着目。カラー液晶とマイコンを駆使することで瞳の滑らかな変化を可能にしたロボットは、使用者の心拍数によって瞳孔を変化させて表情をつくります。
ヒトの心拍から感情の推定を行う部分は他大学との共同研究ですが、ロボットを制御する回路やソフトウェアは独自に設計。顔や本体も3Dプリンターでオリジナルに製作しました。ロボットを制御する最先端のソフトウェアとして注目されているROS・ROS2と呼ばれるソフトウェアに対応しています。そのほか、場所を問わず使用できるようにロボット本体にコンピュータやタッチディスプレイ、バッテリーや充電器を内蔵しつつ、安定した動作のための工夫が施されています。
人間のように働く未来型ロボットの実現には、新たなソフトウェアの作り方(方法論)と、道具(プラットフォーム、プログラミング・モデリング言語)が必要です。これからも世界中の研究者と連携して研究を行っていきます。
東海大学情報通信学部について
多岐にわたる情報通信技術を横断的に学び、幅広い知識を身につけるために、コアとなる2つの育成プログラムが用意しています。
「情報通信技術者育成プログラム」は、「集める(先端的データ処理)」「つなぐ(プラットフォームデザイン)」「加工する(総合情報システム)」「分析する(マネジメントシステム)」の4つの視点で情報通信技術を究めます。
「デジタル人材育成プログラム」は、グローバルリーダーとして活躍できる人材を育成します。先端的な情報通信技術などデジタル化に関する科目に加えて、他学部のデザイン思考、マネジメント/ガバナンス、ビジネス戦略/分析、インターナショナル・セキュリティなどに関する科目を学び、グローバルに俯瞰して社会・組織を管理する基礎能力を身に付けることをめざします。
1・2年次は湘南キャンパスで多様な人材との交流により社会的問題を発見し、3・4年次は品川キャンパスで専門知識を習得。問題解決に向けた提案とその検証を行っていくのも特徴です