この記事でわかること
玉川大学の国際経営学科マーケティング戦略コースでは、3年生の取得目標資格のひとつに「販売士2級」を設定し、コース科目「販売管理・流通」で資格取得をサポートしています。
販売士とは、日本商工会議所のリテールマーケティング検定試験の合格者に与えられる「販売のプロ」の称号です。
授業は販売士資格取得に必要な学びを網羅。予習課題を通じて店舗の視察を行い、大学のオンデマンド学修ツール「Blackboard@Tamagawa」を活用して自習にも取り組みます。
毎年、履修生の約80%が合格していますが、今年はなんと90%を超えました!
販売のプロの称号「販売士」
玉川大学の経営学部国際経営学科は、少人数制の3コースを設置しています。
そのひとつ、マーケティング戦略コースでは、3年生の取得目標資格のひとつに「販売士2級」を設定していて、コース科目「販売管理・流通」で資格取得をサポートしています。
販売士とは、日本商工会議所のリテールマーケティング検定試験の合格者に与えられる「販売のプロ」の称号です。
試験は、販売に必要な商品知識や販売技術、仕入や在庫管理、マーケティングなど、より高度で専門的な知識を持つ人材の育成を目指した内容で、1級・2級・3級の資格があります。
2級は売場の管理者クラスのレベルです。店舗管理に不可欠な従業員の育成や指導、仕入や在庫の管理といった知識が求められます。
例年、履修生の80%が合格。今年は...
「販売管理・流通」の授業は、販売士資格取得に必要な学びを網羅しています。
教室で受講するだけでなく、予習課題を通じて店舗の視察などを行っていて、特に学生にあまり馴染みのない店舗形態や、商品の魅力を高め購買意欲を喚起する展示型陳列の視察をすすめています。
学生は、玉川大学のオンデマンド学修ツール「Blackboard@Tamagawa」を活用した自習にも取り組みます。
たとえば、消費者契約法や製造物責任法(PL法)といった法律の勉強は、専門用語が多いため授業だけでは理解に苦しむことがあります。事前にオンラインで配信することで、予習してから授業を受けたり、理解できなかった部分を復習することができます。
自習用の予想問題も配信していて、それを解くことでより授業への理解を深めることができます。
これら授業や自習での取り組みを通して、今年は昨年までの80%を超える、90%以上(48名)の履修生が販売士2級に合格しました!
資格を取得した「販売のプロ」たちは、「予習課題はもちろんのこと、授業内容の整理、小テストを繰り返し解きました」「スーパーやドラッグストアに足を運び、現場を見ることで陳列のイメージが湧きました」「マーケティング戦略、経営学、会計学など、これまで勉強してきたことが結びつきました」と、後輩にアドバイスします。
マーケティングマインドを醸成するマーケティング戦略コース
ビジネスのイノベーションの出発点となるのは、顧客のニーズと企業のビジョンなどを結びつけるマーケティングです。
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