ディスカバ!

高校生が自分らしく生きることをめざして

学生 ディスカバ!メンター 岩佐 星流菜(せるな)さん

この記事でわかること

カナダの高校2年生の時に学生団体「Sentliber(セントリベル)」を立ち上げた岩佐星流菜(せるな)さん。
自らマネジメントを模索し、そのつながりで大学での学びも見つけました。
帰国して立教大学で学ぶいま、大きくなった団体の代表を務める一方で、高校生のキャリア支援プロジェクト「ディスカバ!」のメンターとしても活動します。
「メンターは探究学習で人生が変わった人ばかりです」と語る彼女は、高校生にポジティブな気持ちを芽生えさせ、みんなが自分らしく生きられることに力を注いでいます。

高校では、どのような課外活動に取り組みましたか?

2年生の1月に「自分らしく生きる力をすべてのものへ」をミッションに、「セントリベル」という団体を立ち上げました。最初はまったくうまく運営できず、メンバーがみんないなくなってしまったこともありました。私は「何が足りなかったか」を知るために、学生団体の代表者30名以上にインタビューして、マネジメントについて学んでいきました。

いまではセントリベルは起動にのり、「探究」「まちづくり」「ウェルビーイング」の3つの軸で活動しています。徳島県や茨城県など、提携する地域の課題を現地の資源を使って解決するプログラムを展開していて、企画を自ら考えることを通じて大学生、高校生、中学生が「自分らしく生きる力」を養っています。

現在の岩佐さん(左)とセントリベルのメンバーたち

現在の岩佐さん(左)とセントリベルのメンバーたち

2024年12月から翌年3月にかけて実施した、多文化理解の探究プログラムの様子。フランス、中国、韓国の留学生が、昔遊びを通して言語や文化を子どもたちに伝えた

2024年12月から翌年3月にかけて実施した、多文化理解の探究プログラムの様子。フランス、中国、韓国の留学生が、昔遊びを通して言語や文化を子どもたちに伝えた

セントリベルホームページはこちら

セントリベル以外にも行動を起こしましたか?

「ディスカバ!」という高校生のキャリア支援プログラムにオンラインで参加してSDGsを5歳児に伝える方法を考えました。その時、私は大学生のメンターたちが見せた姿勢に驚かされました。どんな提案をしても「やってみなよ!」「すごいじゃん!」と、失敗を恐れずに挑戦させてくれたんです。
100%自分が肯定されるというポジティブな体験がきっかけで、私は卒業までにディスカバ!の複数のプログラムに参加しました。

どうやって大学を選びましたか?

帰国している時に、セントリベルのマネジメントでインタビューした立教大学の先輩が研究室に連れて行ってくれました。そこで先生に自分の団体のことを話すと、「コミュニティ政策学科の学びは、その活動に直結するはずだよ」と言われました。
ゼミ生の先輩たちとも楽しく話したことで、立教大学を第一志望で受験しました。いまは政策やNPOを通じたコミュニティづくりの理論を深めています。

大学ではどんな課外活動をしていますか?

セントリベルの代表とディスカバ!のメンターをやっています。
セントリベルでは、探究学習の「アオハルゼミ」、まちづくりを実行する「まちラボ」、コミュニティなどを研究する「ウェルビーイング」の3つの事業を柱に、さまざまな地域と協働しています。

ウェルビーイングなまちづくりやコミュ二ティのつくり方など、岩佐さんはさまざまな大学でセントリベルの活動を紹介している

ウェルビーイングなまちづくりやコミュ二ティのつくり方など、岩佐さんはさまざまな大学でセントリベルの活動を紹介している


ディスカバ!のメンターになろうと思ったのは、参加したプログラムで出会った仲間たちが、その後の1、2年間を惜しみなくセントリベルの活動に費やしてくれたからです。
わずか3時間のプログラムが、彼女たちの時間を変えるほどの力を持っていることに「すごい!」と感じ、その可能性を自分も誰かに届けようと思いました。

メンターとして生徒に伴走する岩佐さん。日本で不人気なお菓子を海外で流行らせるための施策を考え、英語でプレゼンを行うプログラムの様子

メンターとして生徒に伴走する岩佐さん。日本で不人気なお菓子を海外で流行らせるための施策を考え、英語でプレゼンを行うプログラムの様子


どんな生徒も「その子らしさ」を見つけて肯定するようにしていて、それぞれの高校生活を少しでも満たせられれば、と願いながら伴走しています。
活動は夏休みと春休みに大学などで開催されるプログラムが中心ですが、事務局のインターンもやっているので、一年を通して東北の進学相談会にでかけたり本の出版の準備なども行っています。

高校生にメッセージをお願いします


いろいろな団体や企業が探究学習のための課外活動を提供するなか、現場で否定されて辛くなってしまう高校生もいると聞きます。でも、ディスカバ!は「失敗こそが学びだよね!」と、ポジティブな気持ちを芽生えさせる場所です。
私たちメンターは、みんなプログラムを通じて人生が変わった経験者ばかり。だからこそ、ワイワイと楽しく伴走しています。自分らしい一歩を踏み出すために、ぜひ一度参加してみてください!

ディスカバ!のメンターたちと

ディスカバ!のメンターたちと

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