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日本大学危機管理学部では4つの専門領域を通じて、多様な社会的危機に対応できる人材を育成しています。
自然災害や原発事故など、広く「災害」と呼ばれる現象を多角的に扱う「災害マネジメント領域」。
身近な事件から組織犯罪まで、個人や公共の安全を確保するための政策・司法制度を学ぶ「パブリックセキュリティ領域」。
国際紛争や環境問題など、国境を越える「脅威」に焦点を当てた「グローバルセキュリティ領域」。
高度情報社会における情報流出や情報管理、サイバーセキュリティを扱う「情報セキュリティ領域」です。
ここでは4つの領域の内容を通して、日本大学危機管理学部で学べることを具体的に見ていきましょう。
危機の時代ともいわれる現代において、私たち人類は解決しなくてはならない数多くの難問に直面しています。
地球規模では気候変動や戦争・紛争がもたらす問題が発生し、国内では首都直下地震や南海トラフ巨大地震といった自然災害のリスクが高まっています。さらに、フェイクニュースや匿名・流動型犯罪など、身近なところにもさまざまな危機が潜んでいます。
このような社会的危機に柔軟かつ的確に対応できる人材を育成するのが、日本大学危機管理学部です。
危機管理学は、法学や社会学、心理学などを取り入れた複合的な学問分野です。本学部では、1年次で基礎知識を広く修得。2年進級時に4つの領域からひとつを選択して、それぞれの専門性を深めていきます。
興味・関心や将来の目標に合わせて用意された、4つの専門領域を詳しく紹介します。
大規模災害への備えや、発生時の対応を学ぶ「災害マネジメント領域」
地震や津波などの自然災害や、原発事故や鉄道事故など、広く「災害」と呼ばれる現象を扱う領域です。
法学、政治学、社会学、工学、心理学などの学際的な観点から、災害と向き合う社会のあり方に対する理解を深めます。さらに、具体的な災害対策を体系的に学び、避難、救急、感染症対策、事業継続(BCP・BCM)などの知識・スキルを修得。法制度、政府・地方自治体、企業、地域コミュニティ、人間の心理、情報といった社会的諸要素に焦点を当て、実践的な危機管理能力を養います。
より安全で安心な社会の構築を目指す「パブリックセキュリティ領域」
児童虐待やDV、ストーカー、学校事故などの身近な事件・事故から、暴力団や匿名・流動型犯罪グループによる犯罪、さらにはテロリズムに至るまで、個人や社会の安全を脅かすさまざまな課題を扱います。
身近な脅威に対して、個人や公共の安全を確保するために必要な、刑事政策、国民保護、行政マネジメントなどを中心に、司法制度と行政組織について深く学びます。
日本と世界の平和・安定を目指す「グローバルセキュリティ領域」
国際秩序を維持する「安全保障」、国際法をはじめとする「法制度」、そして国際テロリズムなど、国境を越える「脅威」に焦点を当てた領域です。
世界で発生する戦争や紛争、テロリズムなどの政治的危機から、環境問題、難民、人権など、国際的な連携が求められる課題まで幅広く網羅。国際情勢の動向を注視しつつ、現実に起きている事例を通して、日本と世界の平和・安定に向けた具体的なアプローチを考えます。
情報システムを巡る、さまざまなリスクを研究対象とする「情報セキュリティ領域」
インターネットやスマートフォンなどの情報機器・ネットワークにおける、情報流出、情報管理、サイバーセキュリティを扱う領域です。
基礎となる情報技術や適用事例を学び、そこから派生する現代的な課題を取り上げながら、望ましい情報システムのあり方を研究します。また、国家のガバナンスや企業のコンプライアンスについても学び、サイバー攻撃や情報漏洩が発生した際に、組織や社会を立て直すマネジメント力を身に付けます。