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日本大学短期大学部(三島校舎)ビジネス教養学科では、「2年間で社会の即戦力になる実戦力」と「4年制大学への編入」の両方を目指すことができます。
2年次には基礎ゼミナールで特定のテーマを深く研究。国際経済を専門とする川戸秀昭教授のゼミナールでは、学生一人ひとりがEU27か国から1国を選び、政治・経済・社会問題を調査しています。
さらに、英語に加えてフランス語とイタリア語も修得。国際的な時事問題への理解を深めるだけでなく、現地でのフィールドワークや将来のグローバルな活躍を見据え、多様な価値観を理解する視点を養っています。
日本大学短期大学部(三島校舎)のビジネス教養学科では、「2年間で社会の即戦力になる実戦力」と「4年制大学への編入学」という、2つの進路を選ぶことができます。
経済、経営、会計、マーケティング、観光ビジネスなど、現代社会に必要な知識を網羅した8つの分野が特色です。さらに、併設する4年制の国際関係学部との強い連携を活かし、グローバルビジネスに対応できる実用的な外国語運用能力や、異文化理解のためのコミュニケーションスキルの育成にも力を入れています。
2年次には基礎ゼミナール(必修科目)が設けられ、学生たちは特定のテーマについて研究を深めます。そのひとつが、国際関係や国際経済を専門とする川戸秀昭教授のゼミナールです。
社会保障を切り口に、欧米の働き方の違いを掘り下げる
川戸ゼミでは、学生たちがEU(欧州連合)27か国から1国を選び、担当する国の最新の政治・経済・社会問題について調査・研究を行っています。そして、英語に加えてフランス語とイタリア語の修得にも励んでいます。
これは、単に国際情勢の知識を得るだけでなく、現地でのフィールドワークや将来のグローバルな活躍を見据え、多様な価値観を理解できる「マルチリンガルな視点」を養うことが目的です。
ある日のゼミでは、日本の今後の社会保障制度について、「EU型(高福祉・高負担)」と「アメリカ型(自己責任・市場原理)」のどちらを目指すべきかをテーマに議論が交わされていました。
「EU型が良い」と意見を述べたのは大山琢己さんです。
「普通の生活のなかで、少し贅沢できれば十分。その生活が保障されるならEU型に賛成です」と語りました。考えの背景には、最低賃金の低さや労働者の意見が反映されにくいといった、日本の労働環境への問題意識があります。
西坂有翔さんも、「労働者を守るEU型に惹かれます。EUの学生が福利厚生を重視して就職先を選ぶことも納得できます」と話し、自己責任が求められるアメリカ型には慎重な姿勢を見せました。
左:大山さん 右:西坂さん
一方、大野菜穂さんは、「私は自分でしっかり稼ぎたいので、アメリカのように働いた分だけ報酬が得られる仕組みは納得できます」と、アメリカ型に理解を示します。「社会保障が手薄な分、税金は安い」という点もメリットとして挙げました。
「制度の形だけを導入することへの不安」を口にしたのは泉かりんさんです。
「アメリカのような格差拡大には疑問があります。かといって、考え方や習慣が異なる日本へ、EU型の制度だけをそのまま導入してもうまく機能しないのではないでしょうか」
右:大野さん 左:泉さん
学生たちの意見を受け、川戸先生は次のように説明します。
「ヨーロッパは産業革命以降、労働者を保護する考え方が強くなりました。一方、アメリカは産業を中心に発達した資本主義国家です。『働いて稼ぐ』ことを重視するならアメリカ型、『人生そのものを楽しむ』ことを重視するならEU型と言えるでしょう。どこに価値を置くかによって、考え方も変わってきます」
川戸ゼミで培われる多角的な視点は、即戦力として社会に羽ばたく学生にとっても、4年制大学への編入学を目指す学生にとっても、強力なアドバンテージになっています。