この記事のカテゴリー
この記事でわかること
📌 ポイント1:専願が約半数。出願前に専願・併願の確認が必要
📌 ポイント2:学科試験なしが約6割。面接は点数化して評価が主流
📌 ポイント3:小論文・調査書を組み合わせて評価する大学が多数
学校推薦型選抜には、さまざまな選抜方法があります。これから行われる2027年度入試では、実際にどのような方法で受験生を評価するのでしょうか。
ガククエ編集部では、2027年度入試において公募制の学校推薦型選抜(一般推薦/特定教科を含む)を行う私立大学の学部・学科・専攻、約530件を対象に調査を実施しました。その選抜方法を集計すると、いくつかの特徴が見えてきます。
「専願」が約半数。出願前に専願・併願の確認が必須
まず注目したいのが、専願・併願の区分です。
「専願」としている学科・専攻が263件で、全体の49.3%。約半数を占めています。一方、「併願」は206件で38.6%、「専願・併願」のどちらも可能とするケースは60件で11.3%でした。
公募制推薦だからといって、必ずしも他大学との併願ができるわけではありません。出願前に、専願・併願の条件を確認することが大切です。
学科試験を「課さない」が約6割。面接は多くが「点数化」して評価
選抜方法では、学科試験を「課さない」ケースが328件、59.2%と、「課す」226件、40.8%を上回っています。
一方、2027年度入試から原則として必須化される面接試験については、現時点で「課す」ことが確定している学科・専攻は407件で全体の79.0%。このうち面接結果を「点数化」するものが234件、85.1%を占めています。面接は単なる確認ではなく、選抜における評価項目として位置づけられているケースが多いといえます。
「試験+人物・高校での学び」を総合的に評価
小論文についても特徴があります。小論文を実施するケースでは、176件のうち170件、96.6%が「点数化」。小論文の内容を選抜の評価に反映させるケースがほとんどです。
また、調査書についても「点数化」が250件、88.7%。高校時代の学習状況などを記した調査書を、合否判定の材料として活用する大学も多くなっています。
つまり、教科の試験だけでなく、面接・小論文・調査書などを組み合わせ、高校までの学びや考え方、人物面などを含めて評価する選抜が行われていることが、今回の統計から読み取れます。
志望校を探す際には、「公募制推薦があるか」だけでなく、何を使って、どのように評価されるのかまで確認しておきましょう。